トップニュース11月29日「『働く、が変わる』テレワークイベント・表彰シンポジウム」に参加してきました

11月29日「『働く、が変わる』テレワークイベント・表彰シンポジウム」に参加してきました

テレワーク月間の締めくくりイベント

テレワーク関係での大きな表彰としては総務省のテレワーク先駆者百選と厚生労働省の輝くテレワーク賞があります。テレワーク月間に合わせてそれぞれの受賞企業、受賞者が選定され、2018年テレワーク月間の締めくくりとして、表彰式、受賞企業による取組紹介、パネルディスカッション等、テレワークの更なる普及拡大に向けたシンポジウムが開催されました。

総務省 テレワーク先駆者百選

総務大臣賞

  • 向洋電機土木株式会社
  • 日本ユニシス株式会社
  • 三井住友海上火災保険株式会社
  • 株式会社WORK SMILE LABO

厚生労働省 輝くテレワーク賞

優秀賞

  • 味の素株式会社

特別奨励賞

  • アフラック生命保険株式会社
  • SCSK株式会社
  • TRIPORT株式会社

個人賞

  • 高橋雄一氏(アデコ株式会社)※テレワーク実施
  • 高野美幸氏(ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社)※テレワーク推進

受賞企業が語るテレワークの成果

それぞれの受賞企業の取り組み事例の発表を聞いていると、企業の規模や社員数は違えども、テレワーク推進過程での課題や推進した結果の成果などは共通しているように感じました。 現在の日本は、日銀の今年9月の全国企業短期経済観測調査(短観) によると、主要な28業種のうち15業種で、バブル経済の崩壊直後にあたる1991、92年以来の人手不足を示す結果となっています。しかしながら、受賞企業はいずれも新卒、中途ともに求人に対する応募人数が飛躍的に伸びたそうです。 その点だけでも見ても、テレワークの推進は優秀な人材確保につながることは間違いない事実です。そのほか、「エンゲージメントレベルが上がった」「空いた時間を学びに向けてスキルアップにつながった」「出張旅費(国内)は大幅減った=コスト削減」などの効果を上げている企業もありました。

受賞の様子

人生100年時代とテレワーク

11月のテレワーク月間は今週で終わります。しかし、2020年のオリパラに向けて、国を挙げてのテレワークの推進が加速していくのは間違いなく、むしろテレワークの推進がオリンピックやその後の大阪万博の成功につながります。 そして、人生100年時代を迎えるこれからの日本。テレワークこそが、それぞれの長い人生で生き生きと働きつづけることができるようにする、一つの大切なツールとなるのでしょう。

テレワーク推進フォーラムの宇治会長が閉会の挨拶で「『昔はテレワーク推進フォーラムというのがあったんだよ』といわれるくらいに、発展的解散ができたらいい」と述べられていました。まさに、テレワークが当たり前の時代となる、そんな時代が意外と手の届くところまで来ているのかもしれません。

受賞企業による事例発表

徳島県では引き続き、テレワークの推進を行っていきます

テレワークセンター徳島では、県内へのテレワーク普及促進の活動を展開しています。

テレワーク先駆者百選 総務大臣賞を受賞した、向洋電機土木株式会社の横澤昌典さんには10月9日特別公開講座「テレワークで成功したわが社の働き方改革」にご登壇いただき、その模様はNHK徳島放送局でも放映されました。くわしくはこちらから。

テレワーク月間に合わせて、本センターがその際に横澤さんにインタビューさせていただきました動画を公開いたします。(現在、編集中)また、テレワーク月間終了後も、引き続き、毎週木曜日11時から13時まで、テレワーク・アドバイス・カフェを開催しております。「テレワークって何?」、「どんな効果があるの?」など、お気軽にご質問ください。テレワークに精通したテレワークアドバイザーがお待ちしております。

(チルドリン徳島:いずみ)

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