テレワークについて知りたい

テレワークとは

テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間を有効に活用できる柔軟な働き方のことです。
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語です。

※ICT= Information and Communication Technology

働く場所により、自宅利用型テレワーク（在宅勤務・在宅ワーク）、移動中や移動の合間に行うモバイルワーク、サテライトオフィスやコワーキングスペースといった施設利用型テレワーク、リゾートで行うワーケーションなどを含めた総称になります。

テレワークの種類

(出典：一般社団法人日本テレワーク協会テレワークとは）

テレワークのもたらすメリット

テレワークの導入は、企業・労働者、そして社会全体にとって様々なメリットをもたらします。既にテレワークを取り入れている多くの企業は、単なる福利厚生ではなく、戦略的な観点からテレワークを導入・運用し、社内の様々な課題解決に役立てています。

テレワークの利用によって、労働者は働き方の選択肢が広がり、より充実した生活を送ることができます。通勤時間の削減や柔軟な働き方の実現により、家族や趣味に時間を充てることができ、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなります。

一方、企業においては、災害や非常事態宣言などの状況下でもテレワークを活用することで、事業の継続が可能となります。物理的なオフィスに依存せずに業務を遂行するため、予期せぬ事態にも柔軟かつ迅速に対応できます。また、優秀な人材の確保や流出の防止といった効果も得られます。テレワークの柔軟性と働きやすさは、企業にとって魅力的な要素となり、競争力を高める一因となるでしょう。

労働者と企業がテレワークのメリットを享受することで、社会全体にも様々な好影響が期待されます。労働力人口の減少による課題の緩和、高齢者・障がい者・地方居住者の雇用創出、地域の活性化など、社会的な側面でのプラスの効果が生まれ、また、テレワークによって通勤需要が低減されることで、環境への負荷も軽減されることになります。

社会・企業・労働者にテレワークがもらたすメリット図